1971-03-18 第65回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
○小枝一雄君 もう一点。そこで外国の牛を国内に輸入するというような場合、あるいは肉を輸入するというような場合にはそういう危険もあるということでありまして、ただ簡単に農林省の畜産局で出やえられるのみならず、各方面の意見を聞いて慎重に対処されるようにお願いしたいと思います。これを希望いたしておきまして、私の質問を終わります。
○小枝一雄君 もう一点。そこで外国の牛を国内に輸入するというような場合、あるいは肉を輸入するというような場合にはそういう危険もあるということでありまして、ただ簡単に農林省の畜産局で出やえられるのみならず、各方面の意見を聞いて慎重に対処されるようにお願いしたいと思います。これを希望いたしておきまして、私の質問を終わります。
○小枝一雄君 関連。私は全国肉用牛協会の会長をいたしておりまして、農林省をはじめといたしまして農林委員各位の懸命なる御支持によりまして、漸次減少をいたしておりました肉用牛が増加の道をたどっているという状況になってまいっております。われわれも全力をあげて努力いたしておるところでございます。今後ともよろしくお願いいたしたいと思います。 畜産局長にお尋ねを一ついたしておきたいと思います。肉用牛関係者が一番
○理事(小枝一雄君) 間税部長、ちょっと発言の前に私から申し上げておきますが、必要な、いまの要点についてはこの際御答弁いただき、それからあとで文書で差しつかえないという質問者の指示の問題については文書でひとつ御回答願えるように、時間がありませんから、注意申し上げておきます。
○小枝委員長代理 この際、繭糸価格安定法及び日本蚕糸事業団法に基づく昭和四十一年度繭糸価格の告示に関し政府から報告を聴取いたします。丸山蚕糸局長。
○衆議院議員(小枝一雄君) この法律の性格からいいまして、この審議会の構成というのはきわめて重要な問題だと思っております。まあそういう意味から、この審議会の委員の任命にあたりましてはいろいろな制限を付することなく、広く人材を求めてりっぱな審議会をつくりたい、こういう考えで提案いたしております。
○衆議院議員(小枝一雄君) 林野率の問題でありますが、提案者といたしましては、いろいろと検討いたしたのでありますが、今日の山村の状況にかんがみまして、旧町村として七五%ということを標準として考えたいと思っております。
○衆議院議員(小枝一雄君) ただいま議題になりました山村振興法案の提案の理由とおもな内容を御説明申し上げます。 山村が、その経済的文化的諸条件からきわめて後進的な地位に置かれていることは、すでに周知のとおりでありますが、特に最近、国民経済の急速な進展に伴い、ますますその立ちおくれが顕著となってきております。すなわち大都市及びその周辺地帯を中心として虚業の発展、生活文化水準の向上はめざましく、また、
○小枝一雄君 私は、ただいま趣旨説明のありました政府提出、農地管理事業団法案につき、自由民主党を代表し、政府に対し、質疑を行なうものであります。 現下、わが国経済のひずみである農業と他産業との生産性及び所得の格差を是正するためにも、また、開放経済体制下の諸情勢に対処して、生産性の高い農業経営の急速な育成をはかるためにも、わが国農業構造改善の問題に取り組むことは、農政の推進に携わる者の緊急の責務であると
○小枝委員 今回の土地改良法の改正は、この法律の条文における改正ということも非常に大事であります。これはむろん法律の改正でありますから、これに重点が置かれるべきだと思うのでありますが、もう一つ考えなければならぬ問題がある。 それは、今後わが国の農業を農家が経営していきます上におきまして一番大きい問題といたしましては、何といいましても、営農の問題だと思うのであります。今後開放経済下におきまして、日本
○小枝委員 ただいま大臣の御答弁、一応私どもも御答弁の趣旨はわかるのでありますが、要するに、こういう問題はなかなか一つの盲点になっておりますから、ややともするとおくれがちになる、忘れられがちになる問題だと思う。そこで、大きいところがだんだん済んでいく。わが国の土地改良事業の大体半分くらい済んでおるのじゃなかろうか。半分よりもう少し済んでおると思いますが、だんだんこういう制度の恩恵の及んでいない地域に
○小枝委員 私は、大臣に、いま土地改良の上から考えて一番大事な問題と考えられる二、三の点についてお尋ねをし、大臣の御所見を伺いたいと思います。 まず、最近における土地改良事業の趨勢と申しますか、最初の食糧増産から、今日では食糧増産でなしに、ほんとうに農家の幸福を念願をし、農家の所得を増大する、あるいは農家の労働力を省力していく、そういう方面に主たる重点が置かれておると思うのであります。しかしながら
○小枝委員 委員派遣第三班の調査について御報告いたします。 第三班は、去る十月十一日から十四日までの間、私のほか倉成正君、石田宥全君の三名をもちまして、八郎潟干拓事業、青森県等におけるビート栽培及びビート糖業の事情、上北機械開墾地区の営農状況並びに岩木山麓開拓パイロット事業等について調査を行なって参りました。以下その結果について詳細にわたり報告いたしたいのでありますが、調査の対象としたものがいずれも
○小枝委員 石田委員にもう少し細部にわたってお尋ねいたしたいのですが、この第二条第四項の「再建整備計画」というのがここにありますが、これに対しまして農林漁業金融公庫または農林中金から受けることを必要とする援助の内容ということでございますが、これは内容についてはまだそこまでは御準備ができておらぬと思いますし、その点については聞こうとは思わないのであります。ただ農林漁業金融公庫または農林中央金庫ということになりますと
○小枝委員 今、石田委員からも当局から答弁させるというお話でございました。それでは管理部長にお尋ねしたいと思うのですが、こういうただいま質問いたしましたような数字的な基礎について調査ができておればそれを明らかにしてもらいたい。この問題については実は昨年の農林水産委員会においても石田委員を中心として、この案が提案をされ、その当時に農林省当局に聞きましたところが、農林省当局では、どうもまだ的確な数字が把握
○小枝委員 私は簡単に提案者代表の石田委員にお尋ねをいたしたいと思いますが、この土地改良区の財政の再建に関しましてはわれわれも同様に憂えておる一人であります。石田委員御承知のように、わが国の土地改良事業はいわゆる食糧増産対策としての施策行政措置というものが一応終止符を打って、農業基盤整備という方向で進められております。しかしわが国の土地改良はこれが食糧増産対策であると農業基盤整備であるとのいかんにかかわらず
○小枝一雄君 ただいま議題となりました、内閣提出、森林火災国営保険法の一部を改正する法律案について、農林水産委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 森林火災国営保険法は、人工幼齢林のみを対象として、国が森林の火災による損害を填補するため昭和十二年に制定され、その後、昭和二十七年に人工壮齢林をも加えるための法律改正が行なわれて現在に至っていることは御承知の通りでありますが、わが
○小枝委員 肥料の問題は、ただいまの大臣の御答弁を聞きましてよくわかりました。どうか一日も早く合理化をし、しかも値下げをせられまして、納得のいく行政策を至急硫安価格について決定していただきたい、これを強く要望いたします。 次に、麦の対策であります。麦の対策につきましては、思い切った転換策を用意されまして、三十六年度予算にもこの用意されたことについて私どももきわめて適切だと考えておるのであります。この
○小枝委員 ただいま基本法に対する農林大臣のお気持を伺いましたが、一つ、わが国将来のために、最も内容の充実した、ほんとうにわが国の曲がりかどといわれる農政を打開するためにも、りっぱな法案を提案していただくことを希望いたしておきます。 次に、当面の緊急の農政の問題として、肥料の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 三十五年度の硫安公定価格の決定が御承知のようにずるずるとおくれておりまして、今日
○小枝委員 私は、当面の農林漁業の基本問題並びに緊急を要するこれらに関する諸問題について、農林大臣に数項目についてお尋ねを申し上げたいと考えます。この問題、実は同僚野原委員から大臣にお尋ねをすることにいたしておったのでありますが、にわかにかわって私からそれらの問題についてお伺いし、御所見を伺いたいと思います。 まず第一に、農業基本法についてであります。この問題は、周東農林大臣特に御承知のように、わが
○小枝委員長代理 これより請願の審査に入ります。 今国会本委員会に付託になりました請願は九十三件であります。 これより日程第一より第九三までの全請願を一括して議題といたします。 まず、審査の方法についてお諮りいたします。各請願の内容は請願の文書表によりましてすでに御承知のことと存じます。さらに午前中の理事会でも御検討を願いましたので、各請願につ いては、紹介議員よりの説明聴取等を省略し、直ちに
○小枝委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が所用のため、指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。 閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。 すなわち、農林水産業の振興に関する件、農林水産物に関する件、農林水産業団体に関する件、農林水産金融に関する件、農林漁業災害に関する件、以上の各案件について閉会中もなお審査を行ないたいと存じますが、これを議長に申し出るに御異議ありませんか
○小枝委員長代理 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後一時五十六分散会
○小枝委員 昭和三十五年度の旱魃及び水害によるところの農林被害等に対しましては、先般の委員会及び本日の委員会におきまして審議をせられ、本日は特にまた両調査団長から詳細なる現地被害の状況の御報告がありまして、これに対しましては、農林省当局といたしましても、田口政務次官を初め関係方面からそれぞれ詳細なる御報告並びに答弁等があったのであります。先ほど来熱心なる委員諸君の御質疑もございまして、大体その審議は
○衆議院議員(小枝一雄君) 一言この際ごあいさつをさしていただきたいと思います。 私、先般の内閣の総辞職に伴いまして農林政務次官を辞することになりました。在任中不敏な私のことでございますので、何かと御期待に沿い得なかったことが多多あったと思いますが、にもかかわりませず、御指導御鞭撻をいただきまして大過なくここに退任することに相なりました。皆さんの御厚情に対して深く感謝をいたしお礼を申し上げる次第でございます
○小枝議員 一言ごあいさつ申し上げたいと思います。 一年有余の間政務次官在任中旧来の御厚情に甘えましてまことに至らぬ点が多かったと考えております。にもかかわりませず、格別なる御指導、御鞭撻を賜わりまして、大過なくここに退任することに相なりました。これはひとえに委員、関係者各位の御高配のたまものと感銘いたしておるところであります。在任中何もこれという格別な仕事をいたしませず、ただ、農政の曲がりかどといわれる
○小枝政府委員 ただいま本名委員の御質疑にありましたように、今回のチリ地震津波災害は、伊勢湾台風の当時のそれとだいぶその趣を異にするものであり、お説のように、今回の災害の特色は、特に中小漁家が深刻な打撃を受けたという点にありますので、その点につきましては、ただいま本名委員から御意見のございましたように、当初大蔵省側と折衝いたしましたときには、財政当局といたしましては、最初小型漁船に対しては三トンというようなことでございましたが
○小枝政府委員 ただいま提案になりました天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 この改正法律案の内容は、本年五月のチリ地震津波により特に著しい被害を受けました一定区域内の被害漁業者に対して貸し付けられる経営資金について、貸付限度額の特例を設けるものであります。すなわち、真珠またはカキの養殖に必要な資金として貸し付けられる
○小枝政府委員 今回のチリ地震津波対策につきましては、委員各位には、現地にそれぞれ調査におもむかれまして、いろいろ御心配をいただき、いろいろ対策等についても御苦心をいただいたことは、われわれ当局といたしましても深く感謝いたすところでございます。ただいま御決議になりました条項につきましては、政府当局といたしましても、財政関係当局とも話し合いをいたしまして、極力御趣旨に沿うよう努力、善処をいたす所存でございます
○政府委員(小枝一雄君) お答えをいたします。 今回の災害につきまして、周東議員の御質疑の要点は、主といたしまして、今日、漁船が、しかも、中小漁家、中小漁民に関係のある至大な問題であるから、この問題を、すみやかに万全の処置をとって解決すべし、という御趣旨でございます。また、もう一つは、真珠等は外貨の獲得にも役立っており、また、その金額においても非常に多額に上るものでございまして、これの復旧にも特に
○小枝政府委員 ただいま丹羽委員から今回の災害に対しまして切実なる御質疑、御要望がございました。今回の一道十六府県に及びます災害は、ただいま事務当局から御説明申し上げましたように、まことに深刻なものがあり、関係罹災者の惨状はまことに同情にたえないものがございまして、政府といたしましては、ただいまそれぞれ本省関係からも調査官を被害激甚地に対して派遣をいたし、また、その他の地方につきましてもいやしくれもこの
○小枝政府委員 ただいま開拓三法案につきまして全会一致をもちまして附帯決議が付せられたのでございますが、当委員会において満場一致をもってこの附帯決議が付せられました以上、政府といたしましては、その御趣旨を尊重いたしまして善処いたす所存でございます。 なお、詳細の問題につきましては、本改正案成立の暁におきましては審議会も設置されることでございますので、審議会を活用し、また、その決定の結果を尊養いたしまして
○小枝政府委員 ただいま開拓三法案に対する修正案を当委員会におきまして御提案になっておるのでございますが、政府といたしましては、本法案に対する修正案が決定の上におきましては、その決定の御趣旨、その修正の精神を十分尊重いたしまして善処いたすつもりでございまいす。 —————————————